1年前からAWSの利用料金の請求が発生しはじめました。どうやら以前に登録したものが無料利用枠を超過したようでした。
利用を止めるにはまず請求が発生しているアカウントにログインしなければなりませんがログインができません。登録時に入力したはずのアドレスは登録されていないことになっていました。
パスワードだけはメモアプリに記録されていたので自分が利用開始したのは確かでした。
メールアドレスがわかればパスワードリセットはできるはずですが残念ながらパスワードだけではどうにもなりませんでした。
AWSはアカウント情報を開示しないと書かれていたので問い合わせはせず放置していましたが、1年が経ったのでさすがにだめ元でAWSに問い合わせをしてみようと思いました。
まず問い合わせ用にアカウントを作成しました。そのアカウントでログインしサポートから問い合わせを行いました。
「AWSに請求が発生しているアカウントがわからない。」と問い合わせしたところ、返答は「セキュリティーおよびプライバシー上の理由により、AWSからはアカウントに関する情報を該当アカウントにログインできるお客様に以外に共有できない」と前置きがあった上で「AWSの通知メールから該当アカウントのメールアドレスを探す」ことが可能だという。
早速必要な情報を知らせて通知を送ってもらいました。しかし自分が知る限りのアドレスには届いていませんでした。
そのように伝えると「カード解約により請求自体が停止するかを含め、カード会社へご相談」するようにと回答がありました。
次にカード会社に問い合わせを行いました。
請求差し止めはできないがカードの解約によって強制的に請求を停止することはできるとのことでした。手数料がかかっても再発行してもらうことにしました。
強引ではありますが無事請求を止めることができました。
後日、思いついて再度ログインを試みるとあっさりログインできました。登録したメールアドレスに誤字がありました。認証SMSで行ったので修正の機会がなくそのまま忘れてしまったという間抜けな結末でした。新規登録のマニュアルを見る限り今も登録時にメールを使うことはなさそうです。入力誤りの可能性がある情報がそのまま認証情報になるのはどうかと思いますが登録時の入力は慎重に行おうと思いました。同じ状況の方はアドレスのタイプミスを試してみてはいかがでしょうか。